巧みな発想で創作したモノは、どんな環境や状況だろうが生まれてくる。上質であり、異端なのかもしれないMade in FUKUOKAとの対峙的シューティング「GENTLEMEN TAKE POLAROIDS」。第一弾は、福岡を拠点にアジアで活躍するペインター witness氏のウェア。昨今の氏の作品モチーフになる「花」を、透けた黒のナイロン生地に展開したカットソー。黒の世界に色彩が浮き立つリズムを見事に表してる作品と言える。
Photo / TAISHI FUJIMORI (calm photo) Styling /Keisuke Ueno (REFRAIN226) Hair & MAKE / AYANO URA (hairmakeFULL) Model / WAKA KURUMIYA (elegant promotion)
SPECIAL THANKS / SILK PRINTING SERVICE
夕刻時のホテルニューオータニの裏通りにあるコーヒーショップ。TAGSTAに続々と人が集まってきた。奥に併設されたギャラリーにはすらっとした細身で長身の女性が立っていた。今回のThe Art of Minimalism「ジ・アートオブ・ミニマリズム」のためにドイツから来た二人の女性クリエイターである。必要最小限の装飾を突き詰めた “Minimal(ミニマル)”なシンプルさを魅せる二人の作品は、用意された空間の中で決して主張しすぎない主張があった。作品を見ながらお酒や、用意されたケータリングを口にしながら、アパレルスタッフ、モデル、報道関係の方など多くの方がパーティーに来ており、イベントへの関心の高さを感じた。
・作品についてシザーハンズ シザーハンズが魅せる ”the lady bird “は多くの文化や、宗教において自己実現や、未来といったシンボリックな象徴として表現とされる鳥を、寄り添う木のように女性の手をあしらった。作品を一つ一つ見てみると、決して鳥の方向性を遮ることなくコラージュされていることに感動する。なぜあえて女性の手なのだろうか。彼女自身の人間の真髄を表す作風から、女性が持つ強さというものを伝えていっているようにも感じる。
>>> JAZZY SPORT & JAZZY SPORT music shop Tokyo音楽とスポーツをこよなく愛する「女性に優しいハードコア集団」をうたう日本のレコードレーベル。gagle 、DJ Mitsu the Beats 、Cro-magnon 、MARTER 、Yohei Miyake などが属している www.jsshimokita.theshop.jp
>>> SUB POP RECORDアメリカ シアトルのインディペンデント レコードレーベル 「NIRVANA」など ロックを代表するバンドの多くが最初に契約したレーベルであり、loserのロゴTシャツの販売をする事で名を大きくした。
The Alive/Worldwide Tour 96/97 (also known as the Reunion Tour)
デビューは1974年。当時のロックがファッションや文化に影響を与えたが<キッス>はライブバンドとしてファンを泥酔させた。キャッチフレーズは、「You Wanted the Best!? You Got the Best! The Hottest Band in the World, KISS!!(最高を求めていただろう!? お前は手に入れた! 世界一熱いバンド、キッス!!)」であり、1975年のライブから現在にかけて、オープニングアナウンスとして使用されている。まさに、アメリカンコミックからそのまま飛び出してきたような強烈なキャラクターの地獄からの使者達。そしてそれとはギャップのある、ストレートで熱く、ピュアな愛を詩にした優れた楽曲。全員がリードヴォーカルをとれ、視覚と聴覚双方からの刺激でエンターテイメントを追究した完璧なまでのステージでファンを熱狂させる。今回のTシャツはオリジナルメンバーが再結成された時のツアーTシャツ。
初めて買ったCDは小学校高学年の時に流行り始めていたシンガーとダンサーユニット〈ティーアールエフ〉の「イーズィー・ドゥ・ダンス」でしたね。今では〈DJ コー〉さんがバラエティーに引っ張りだこで、若い人は〈ティーアールエフ〉というユニットは知らない人が多いかもしれませんね。ちょっと余談ですが、ダンサーのサムさんが、安室奈美恵さんと結婚してかなり衝撃を受けましたが、今はセパレートということでそれぞれ個人のジャンルで活躍されてるのは見てわかりますね。中学校に入るとインディーズブームでハイスタからブラフマン、その他もろもろのバンドの音楽を友達とCDを回してカセットテープに録音したものです(笑)。高校に入り、インディーズを聞きつつ洋楽もかじり始め〈ビースティーボーイズ〉などを良く聴いてました。高校を無事に卒業し服飾の専門学校に入学してからは、先輩との交流の中で先輩がDJをする姿を見て、聴いていたアーティストの音楽やトラックでのライブのカッコ良さに惚れ惚れしたのでした。それから昔働いていた職場の先輩からターンテーブルを譲ってもらったのがDJを始めるキッカケけとなり、今までのCDやクラブで流れている曲などを覚えて、休憩中や休みを利用して色々なレコード屋を回っては探し歩いたものです。 Pete Rock & CL Smooth – “Straighten It Out” (Live)
Gang Starr & Nice N Smooth – DWYCK (Live)
―.90年代の着こなし・スタイルと自分のカラー
若かりし頃に聴いていた様々なジャンルの音楽で、アーティストは様々なスタイルでした。真似をすることから入り、着用しているブランドや古着を着ていたりしてドンピシャな感覚が芽生え、中坊の頃から古着屋を見て回り探しました。もしかすると、この頃から探す事が好きになったのかもしれません。今の大名の〈パズル〉の前進に〈ネスプリ〉をスタートしたのが今から6年位前のことですが、その頃よりもずいぶん前から80年代物や90年代のストリートヘッズたちが着こなしていたスタイリングを参考にして、自分にしか出来ない昔のスタイルを現代に落とし込めないかなと、色々考えてアメリカから商品を選んで来てます。また、パズルの店内をカラーライトなどを用いて、ディスコ、クラブ風の雰囲気を演出し、当時着られてた洋服も並べ、物の良さ、サイズ、型にこだわりすぎない当時の良さを伝えることで流行りとの統一感を持たせたお店造りをしています。 Crooklyn Dodgers 95 – Return of the Crooklyn Dodgers
The Rolling Stones – Paint It, Black (Official Lyric Video)
―Q.音楽によって与えられた影響は?
ファッションはもちろん、ライフスタイル全てに影響していると言っても良いほどです。昔から、その時の気分や場面、空間に合わせた音楽を探すのが好きなので。例えば中学生の頃なんかはSOULとかJAZZとかの良さなんて全く分からなかったのにお部屋の雰囲気に合いそうな気がして無理矢理聞いたりしてました。そこから今まで知らなかった新しい発見があったりして。お洋服もその時夢中になっている音楽にかなり影響されています。お店屋さんごっこの延長みたいな感じで、一人で黙々と部屋を飾るのが好きだったので、この感じだったらこんな音楽かな~。とか、お洋服はこんなの飾ったら可愛いな~とか、外に出るときも常にウォークマンを持ってたのでこの場所にこんな音楽合うな~とか常にそんな事ばっかり考えてました!小学校の頃に一番衝撃を受けたのは実は『笠置シズ子さん』の曲でした!!親も全く聴かないジャンルで、多分テレビでたまたま流れてたんですけど、50年代のスウィングジャズっぽいメロディーと、あまりにも力強い女性の歌声に“こんな音楽聴いたことない!!”と、衝撃を受けてしまってCDをかなりねだってました。今考えるとかなり変わった子供ですよね。中学生でやっとそのCDをゲットして、その流れで50~60年代のソールとかを聴くようになって、『betty harris』の“there’s a break in the road”なんかはかなりお気に入りで、ずっと聴いてました。なのでその頃はなんとなくそんな雰囲気を匂わす、レトロな古着のワンピースとかブラウスなんかを集めてましたね。あと、高校生の時はめちゃめちゃロックが好きな子と友達になって、無理矢理マリリンマンソンのライブに連れていかれたんですけど、それにもかなり衝撃を受けました。その時に人生で初めてビリビリに破れたTシャツにアミタイツに真っ黒なメイクをする事になったんですけど、それがきっかけでお洋服にも少しだけロックなテイストを入れるのもいいなーと思うようになって、、、音楽とお洋服は完全に結びついていますね。もちろん他にもいろんなジャンルを聞きますが話し出したらキリがないのでこの辺にしときます!!」
information #モデル募集 www.liry.org/lirybyliry/model-audition リリー読者モデル応募専用サイトから、本誌のファッションやビューティーのページに登場してくれる「読者モデル」のエントリーができます。取材の都合上、撮影は福岡が主になります。撮影場所まで来ていただける方優先となりますが、遠方の方でも応募は可能です。合否の結果発表はいたしません。撮影の依頼がある際に、編集部から直接ご連絡いたします。合否に関するお問い合わせにはお答えできませんので、ご了承ください。 ※応募の際に提出していただく書類(または情報等)、写真は返却できませんのでご了承ください。
PHOTO / HAJIME MATSUMOTO (hpc) HAIR / MAI OMORI (TAYA) MAKE / YUKI SUZUKI (TAYA)
エミネムの自伝映画『8 Mile』に最近話題を集めた『STRAIT OUT A COMPTON』。いや違う。そう言いたテーマに沿った映画はHIPHOP映画でしかない。僕が最初に思う映画はストリートで育ちリアルなストリートを描き続けてきた鬼才ハーモニー・コリンが撮った映画『SPRING BRAKERS』だ。
“LIRY Special Issue Pictures #5 Like Pictures” DIRECTION & EDIT BY LIRY
LIRY VOL.13 Pictures
言葉のいらない写真
#1 Six Pictures
写真が、写真だけで独立した時。写真は何を語り、何を見せるのだろうか?それは、記録なのか創造なのか?嘘なのか真実なのか?本誌カメラマン6名による、6ページの写真集”<ピクチャーズ>。LIRY BY LIRYでは、本誌で掲載した写真と、撮影者の写真にあえて言葉を添えて貰った。言葉のいらない写真に、足された言葉。
No.5 smell
PHOTO / TAISHI FUJIMORI
空になった香水の瓶
なのに激しく香る
普段香水を使わない僕にはそれでもかなり刺激的
その香りは、染み付いた僕の頑固な考えに変化をくれた
僕は彼に光を噴射した
僕ができる最大限のお返しに、いや仕返しに
彼の空になったそこに僕の光は色を加えてあげれただろうか
(文・藤森泰士)
“LIRY Special Issue Pictures #1 Six Pictures” DIRECTION & EDIT BY LIRY PHOTO / TAISHI FUJIMORI
PHOTO / AIRI MATSUO (ar photo)
STYLYNG / KEISUKE UENO (REFRAIN226)
HAIR & MAKE / AYANO URA (hairmakeFULL)
MODEL / RUKA KAMIKAWA (elegant promotion)
※MAKING PHOTO / LIRY
LIRY VOL.13 Pictures
言葉のいらない写真
#1 Six Pictures
写真が、写真だけで独立した時。写真は何を語り、何を見せるのだろうか?それは、記録なのか創造なのか?嘘なのか真実なのか?本誌カメラマン6名による、6ページの写真集”<ピクチャーズ>。LIRY BY LIRYでは、本誌で掲載した写真と、撮影者の写真にあえて言葉を添えて貰った。言葉のいらない写真に、足された言葉。
“LIRY Special Issue Pictures #1 Six Pictures” DIRECTION & EDIT BY LIRY
PHOTO / BUN YOKOYAMA
LIRY VOL.13 Pictures
言葉のいらない写真
#1 Six Pictures
写真が、写真だけで独立した時。写真は何を語り、何を見せるのだろうか?それは、記録なのか創造なのか?嘘なのか真実なのか?本誌カメラマン6名による、6ページの写真集”<ピクチャーズ>。LIRY BY LIRYでは、本誌で掲載した写真と、撮影者の写真にあえて言葉を添えて貰った。言葉のいらない写真に、足された言葉。
写真が、写真だけで独立した時。写真は何を語り、何を見せるのだろうか?それは、記録なのか創造なのか?嘘なのか真実なのか?本誌カメラマン6名による、6ページの写真集”<ピクチャーズ>。LIRY BY LIRYでは、本誌で掲載した写真と、撮影者の写真にあえて言葉を添えて貰った。言葉のいらない写真に、足された言葉。
“LIRY Special Issue Pictures #1 Six Pictures” DIRECTION & EDIT BY LIRY PHOTO / HAJIME MATSUMOTO (hpc)
LIRY VOL.13 Pictures
言葉のいらない写真
#1 Six Pictures
写真が、写真だけで独立した時。写真は何を語り、何を見せるのだろうか?それは、記録なのか創造なのか?嘘なのか真実なのか?本誌カメラマン6名による、6ページの写真集”<ピクチャーズ>。LIRY BY LIRYでは、本誌で掲載した写真と、撮影者の写真にあえて言葉を添えて貰った。言葉のいらない写真に、足された言葉。