Plussterubiyousitsu × LIRY
teru & tee
#5. tee by Mötley Crüe
<プラステル美容室>と、 「Tシャツ」に描かれたグラフィック。
お題 tee
#5 Mötley Crüe <モトリー・クルー> 1991 [ Decade of Decadence ]
T<モトリー・クルー> 1991年 「デケイド・オブ・デカダンス」
バンドの80年代をお買い得感で、よく知りたい場合、このアルバムを薦めたい。往年の名作を凝縮した実にお得なベストアルバム『デケイド・オブ・デカダンス’81-’91』『Live Wire』や『Home Sweet Home』や『Dr. Feelgood』や『Kickstart My Heart』などの名曲揃いのラインナップ。絶頂とも言える時代の楽曲達。実際、このアルバムの翌年、バンドはボーカル<ヴィンス・ニール>を解雇し、新たなボーカルでサウンドの方向転換をする。いわゆるハードロック最高潮の<モトリー・クルー>が集約された本当の意味でのベストアルバムと言える。
頰のペイントのオレンジは、
バンドのリーダー、「ロック界の反逆児」と呼ばれるベーシスト<ニッキー・シックス>と言えばのメイク。スタイリングのサンバイザーから、連想した「日焼け」を意識したオレンジペイント。
ー<ニッキー・シックス>の特徴的メイクをサンプリング。
メイク・島村香澄 ヘビーメタル、ハードロックって意味合いでの、サンバイザーが自分の中では、少し咀嚼出来なかったので、特徴的なメイクを「日焼け」って意味合いで、サンプリングしてみました。
スタイリスト・上野圭助 それを聞いて笑った。でも、そういった解釈も全然有りだと。何も知らないよりも、分からない事実をちゃんと自分の中で組み立て直すってコトは大切なコト。そもそも僕らも、初めて触れた音楽や映画だって理解出来ないコトだらけだったし。<ニッキー・シックス>は、僕が初めて見たベースヒーローなんだけど、僕の中ではロックバンドは、全てボーカルかギターが目立つんだと思っていた。でも、初めて<モトリー・クルー>を見た時は、何故ベースの人が真ん中にいるのかが理解出来なかった。(まあ、リーダーであり、バンドのコンポーザーでもある人だったんで。)そこで、味わった価値観が、その先に触れるカルチャーに新たな見解をくれるんだって今思えてるから。まずは、触れてみるって大切。
ロックの匂いがするモノだけで。
デビュー当時は、ボロボロなストッキングや網タイツなど派手なメイクなど、異様な出立ちで、見た目がグラム、サウンドはメタルなバンド。88年「ガールズ・ガールズ・ガールズ」を発表した頃から、派手なメイクはやめ、ライダースにレザーパンツな黒ずくめのハードロック化していく。それでも、やはり派手だったのは、ロックスターの匂い。
Gジャン、豹柄、「プレイボーイ」のサンバイザー、チグハグな網タイツに、「コンバース」のワンスター。ロックスタンダードなアイコンばかり。 Tシャツ スタイリスト私物 「コンバース」のワンスター ¥16,800 ベルト ¥2,800 「プレイボーイ」のサンバイザー ¥3,800 スプーンリング ¥5,800 バングル ¥9,800 (全てヴィンテージ|スライム) Gジャン ¥14,800 (ヴィンテージ|エースインザホール) 他全てスタイリスト私物 スライム ☎092-761-3633 エースインザホール ☎092-724-3958 ☎︎092-722-6284
ーまさに、“Sex, Drug & Rock’N’Roll” 体現したバンド。
スタイリスト・上野圭助 中性的なメイク(と言っても、異様な男性感が凄かった)と、ド派手な衣装(デビュー当時は、もはや鎧の様な感じ)で一世を風靡した「グラム・メタル」と呼ばれたハシリのバンド。日本では〈LAメタル〉と言ったほうが馴染みがあるかもしれない。〈LAメタル〉は日本のみで通用する造語。そんな中でも“セックス・ドラッグ アンド ロックンロール”というロックスターの象徴のようなアブないヤツら感がプンプンしてたバンド。デビュー直後、<キッス>のツアーに帯同することがあったが、ドラッグと酒の粗暴でツアー序盤でクビになる。グラム・メタルが流行れば、メイクをやめて黒ずくめに、オルタナティブロックが台頭すれば、そちらに転身するという、この辺りはバンドの司令塔でもあるベースの<ニッキー・シックス>の嗅覚の早さとでも言うべきなのかもしれない。同じ頃、デビューした<ガンズアンドローゼス>に比べると、サウンドもビジュアルも<モトリー・クルー>が派手。
WHAT’S Mötley Crüe?
Decade of Decadence
「デケイド・オブ・デカダンス」は、<モトリー・クルー>が1991年にリリースしたベスト・アルバム。全米アルバムチャート第2位。1991年8月、84年に出演した伝説のロックフェスティバル『モンスターズ・オブ・ロック』に出演。(1980年から1996年までイギリスのドニントンパークで毎年8月末に行われたロック・フェスティバル。)ヘッドライナーの<AC/DC>、この年に全米No1アルバム「メタリカ」を発表していた<メタリカ>の前の演奏だった。この年10月に結成10周年を記念したベストアルバム「デケイド・オブ・デカダンス」は、1981年のデビューから10周年を記念したアルバムで、過去の各アルバムから2曲ずつ収録されているほか、アルバム未収録曲2曲、新曲3曲、ボーナス・トラックとしてライブ2曲が収録されている。当時の新曲の「プライマル・スクリーム」、セックス・ピストルズのカバー「アナーキー・イン・ザ・U.K.」はライブでも重要なレパートリーになった。1998年にバンドはエレクトラ・レコードを離れ自らのレーベル、モトリー・レコードを設立。その際に新たなベスト・アルバム「グレイテスト・ヒッツ」をリリースした為に本作は再発売がされず、現在は廃盤となっている。
HAIR / Terumasa Ikenono (Pluss teru biyousitsu)
MAKE / KASUMI SHIMAMURA (Pluss teru biyousitsu)
PHOTO / SHOTA MINAGI (msp)
STYLING / KEISUKE UENO (REFRAIN226)
MODEL / MIYA ITSUKI (elegant promotion)
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プラステル美容室 ヘアメイク 島村香澄・Kasumi Shimamura 飯塚出身大村美容ファッション専門学校卒業後<プラス>に2012年入社。
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