LIRY vol,19 Special Issue “What’s Fashion?”  #2

メイン・ストリートのならず者

Super snap! 

アナタの着たい・着てるモノは?
ファッション、辞書には【流行。はやり。特に、流行に即した服装・髪型など。また、単に服装の意にも用いられる。】と記されている。では、流行してる時事的なモノがそうなのか?そうだと言えば、お洒落な人は常に流動的なのか?いや、それは違う。何十年も同じデニムを履いてる人、何足も履き潰して同じスニーカーを買い足す人。いわゆる「コダワリ」を持った人だって、人はお洒落だと言う。では、お洒落って言葉と、ファッションって言葉は、同義語ではないのか?違う辞書には、【暮らしぶり、生き方】とも記されてる。成る程。そうなると話は別だ。先に述べた「コダワリ」を持つ人は当てはまる。と、このように「ファッション」って言葉は、実に難儀で広い。それなのに、ワタシ達は、その言葉をどこか一言使いで都合良く使用している気がした。そもそも、個人的な意見だが、「お洒落になりたい」なんて思ってる人程、酷くダサいヤツはいない!と思ってるのだが、何となく本来お洒落な人は、「ファッション」って言葉なんて気にしてもいないように思っている。そもそも、着たいモノがあるから着てる。では、何故!?あなたが今着てるトップスを今朝選んだのでしょうか?それを問うと様々な思考が表立ってくるんではないのでしょうか?【着る】を問う事が、「ファッションとは?」の鍵なのかもしれない。(スタイリスト 上野圭助)

 

*number.1~5*

1.真っ赤なプリーツスカート

坂本 梨紗 / MODEL

去年の夏にセレクトショップで見つけて購入しました。<クラネ>×<コンバーストウキョウ>のスカートは裾を広げると星型になるようにカットされてる。私の中にお洋服を買う時のルールがあって「トキメク服を買う。」やっぱりこれが一番。トキメクお洋服は買った後も着る度に必ずトキメキます。

 

 

2.カラフルなお洋服は即買い。

ヒカル / SLIME Staff

私は常に柄やカラフルなお洋服やラメラメのもの、ボリュームのあるお洋服が多いです。このジャケットもその1つです。派手だな〜と、周りの目なんて気にしちゃうと、ファッションなんて楽しめないという考えでやってます。常に衣装を着てる気分でお仕事しています(笑)。

 

 

3.外出時は必ず被る。

山口 大輔 / デザイナーと飲食

物心ついた頃から帽子が好きで、ハット、ニット帽、ベレー帽、キャップなどなど。現在30~40点は所有してる(これでもだいぶ断捨離した)。『変わったデザインの帽子を発見したら、買わずにはいられない病』(笑)。

 

 

4.トラウザーM-1951

濱口 慎吾 / BURNER FUKUOKA staff

高校生の頃、古着にどっぷりとハマり、よく通っていた古着屋の方がいつも素敵に履きこなしてた。時が流れコレを手にしたのは奇跡的にも、その方と同じ25歳。偶然入ったお店で出会い、僕も洋服屋になったばかりで運命的な出会いでした!ルーツでもありベースとなるこのアイテムは様々なアイテムとのバランスをとる際に僕には欠かせません。

 

 

5.最近の一番お気に入りは、デニムのジャケット

荒谷 美咲 / hippiness staff

昔から80sの雰囲気が好き。大胆なシルエットやオーバーサイズのジャケット、デニムはケミカルウォッシュ!って言うイメージで、このジャケットはまさにその要素が全部詰まったデザイン!最近は、さらに70sの連想させるレトロな組み合わせをしてみたり。今まで自分になかった“新しさ”を常に追求中。

>> *number.6~10* 

 


Photo / Bun Yokoyama
Edit by LIRY