Plussterubiyousitsu × LIRY
teru & tee
#3. tee “sweat” by THE BEATLES
<プラステル美容室>と、 「Tシャツ」に描かれたグラフィック。
お題 tee “sweat”
#3 THE BEATLES <ビートルズ> THE BEATLES. ANTHOLOGY.
THE BEATLES、アンソロジー発売記念スウェット
伝説のバンド<ビートルズ>。解散後にリリースされた<アンソロジー>スウェット。ボディはUSA製、フルーツオブザルーム。90年代後半にアルバム、ドキュメンタリービデオ、ドキュメンタリーブックの3部構成によってリリースされたのが、この<アンソロジー>。フロントに大きく入ったロゴが、とてもキュート。袖にはライセンス入り。<ビートルズ>オフィシャルスウェット。
たれ目のラインと、遊び心が生んだ黒髪。
<ビートルズ>。60~70年代の時代背景を、現代に落とし込むには、どこか少しモダンな遊び心が必要。外国人特有の目の大きさを意識することで、たれ目に仕上げながらもロックが持つ気怠さを表現。
ー <ビートルズ>というイギリス感を、コントラストで勝負してみた。
スタイリスト・上野圭助 今回はTシャツではなく、スウェットっていう少し番外編な内容だったので、ホワイトのスウェットだからこその面積を考慮して、そこに視点が向かう為にボトムは排除したスタイリングに。Tシャツより全面に出てくるオーバサイズのスウェットは、今ぽっいサイズ感なんだけど、あまりデイリーなスタイリングではなく、<ビートルズ>というイギリスを代表する世界的ロックンロールバンドの“シズル”を出すことが本筋。<ラリー>というブランドから生まれたイギリスのミリタリードレスジャケットをベースに、イギリス軍が履く本物のミリタリーブーツ「ジョージブーツ」を履かせて、更にユニオンジャックのソックスでとどめの味付け。
イギリス感。ただ、それだけ
スウェットというカジュアルなアイテムに、上乗せした全てにUKのニオイを着せる。バンドそのもの具現化するのではなく、バンドが生きた背景から新たに生み出すスタイル。
着こなしは現代的かつ、普段使い的ではないストリート感。 スウェットはUSA製のフルーツオブザルーム。サイズはXL。 ミリタリードレスジャケット ¥25000 (ラリー)1984年生のジョージブーツ ¥33600 (ヴィンテージ) ユニオンジャックソックス ¥1300 全てフェイスアンドサンズ スウェット スタイリスト私物 フェイスアンドサンズ ☎092-732-3139
ーディテールは死ぬと思ってやっているヘアデザイン。
ヘア・いけのの晃正 ディテールは顔まわりだけに出ればいいので、髪は遊ばせながらも殺した。よくありがちな、<ビートルズ>のマッシュルームヘアーなどではなく。モデルのヘアー自体を活用した。そこから、撮影自体がモノクロという方向の中で、窓越しの夜の「黒」にヘアーがハマるようなポージング、構図を意識してもらうコトで、僕のデザインプランが完成するっていう流れに行き着いた。
スタイリスト・上野圭助 正直そのアイデアには驚かされたし、セッションとしては最高に面白い考え方だと思いった。今回のモノクロって言う、濃淡しか出ない写真の情報量で、僕が皆に最初に言っていたのは、“コントラスト”。スタイリングもそうだけど、何色を使えばコントラストのバランスが良く見えていくか?を考えていくことが重要だった。勿論、時代背景を意識したことがモノクロだったんだけど、まさか黒を黒の中で潰すアイデアは「流石」の一言。
WHAT’S THE BEATLES !?
THE BEATLES. ANTHOLOGY.
1957年に前身となるバンド〈クオリーメン〉が結成され、1960年に〈ザ・ビートルズ〉に改名。1962年10月にレコードデビューし1970年4月10日に解散した世界的に有名なロックバンド。〈Fab Four〉という愛称で親しまれていた。〈ビートルズ〉という名前はジョン・レノンとスチュアート・サトクリフが考えた造語で、バディ・ホリーのバンド名〈バディ・ホリー&ザ・クリケッツ〉の〈クリケッツ〉にあやかり、昆虫の名前で同じように2つの意味を含んでいる言葉として映画〈乱暴者〉から思いついた。ザ・ビートルズ・アンゾロジーは、ビートルズ解散後に制作されたアルバム、ドキュメンタリービデオ、ドキュメンタリーブックの3部構成の総称で、アンソロジー3部作と呼ばれることもある。各作品共にジャケットや表紙はビートルズの写真、アルバムジャケットの切れ端のコラージュを模した1枚の絵画になっている。制作は〈ビートルズ〉とも深い親交のあるクラウス・フォアマンによるもの。
Hair / Terumasa Ikenono (Pluss teru biyousitsu)
MAKE / KASUMI SHIMAMURA (Pluss teru biyousitsu)
PHOTO / MITSUNOBU NAKAMURA
STYLING / KEISUKE UENO (REFRAIN226)
MODEL /RISA SAKAMOTO (elegant promotion)
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プラステル美容室 ヘアメイク 島村香澄・Kasumi Shimamura 飯塚出身大村美容ファッション専門学校卒業後<プラス>に2012年入社。
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