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キニナル!<ジオストーム>

 

「ジオストーム」:地球規模の同時多発災害のこと。世界中が度重なる自然災害に悩まされている中、全世界の天候を制御する気象コントロール衛星が開発され、世界の天候は完璧に管理されていた。ところが、ある日、衛星が暴走を始めた!リオ・デジャネイロが寒波に、香港が地割れに、ドバイが洪水に・・・想像を絶する空前絶後の災害が勃発!なぜ!?地球はどうなる!!?その時、科学技術者ジェイクは仲間と共に地球の危機に立ち向かった。主演は「300」ジェラルド・バトラー、その弟役に「クラウド・アトラス」のジム・スタージェスが熱演。更にアンディ・ガルシア、エド・ハリスなどハリウッドのトップスター達が集結したエンタメ大作。

「ディープ・インパクト」「デイ・アフター・トゥモロー」「ボルケーノ」や「ツイスター」など、ディザスター・ムービーと言われる“天災という逃れようのない脅威”を描いた数々の映画を生み出してきたハリウッドが、本当にこれでもか!っていうぐらいのパニック映像を繰り出す。異常気象が続き過ぎて、珍しく思えなくなっている現代において、この映画で描かれている「気象コントロール衛星が全世界の天気を精巧なシステムで完璧に管理する」という未来は、遠くない未来なのかもしれない。だからこそ、現代の私たちがこの映画を観た時に、映画の中の話であるはずのとんでもないパニック映像(人を殺しちゃうほどの雹(ひょう)が振ったり、熱を持ったアスファルトで目玉焼きができたり・・・)がちょっと笑えなかったりするのです。機械なんて暴走しちゃったりするんだから、人間が作った機械が自然をコントロールするなんてだから無理だったんだよ!!と思いきや、なんだか怪しい動きがちらほら・・・。ちゃんとした使い方をしていれば、自然をもコントロールできる衛星システムを、近い将来人間が開発するっていうのもあながち夢物語ではないのかもなぁと一瞬思いましたが、機械や衛星は正確な動きをしていても、世界を滅亡させるのも助けるのもそれを扱う人間次第なんだなぁ・・とだいぶ怖くなりました。そんな最大級のディザスター・ムービー「ジオストーム」で、人類を救う為に宇宙まで行っちゃうヒーローがジェラルド・バトラー!!「300」の時のスパルタ王レオニダスばりのかっこよさと男気でこの人なら世界救ってくれそうと素直に思えてしまうから不思議です。地上では自然災害が人類を襲い、それを宇宙からなんとかしようとするジェラルド・バトラーにハラハラさせられっぱなしで、予想以上!いや完全に予想外の結末が!!ハリウッドの最先端技術で、実際の最新データに基づき、もし巨大破壊が起こったら?という極限の危機管理シミュレーションを展開した「ジオストーム」の、臨場感溢れるハイパーリアルな映像は、映画館のスクリーンと音で体感すべし!圧巻のド迫力に度肝を抜かれますよ。お正月映画はまずジオストームで宇宙規模の壮大なドラマを!(文・山内亜紀子)

 

映画『ジオストーム』本予告【HD】2018年1月19日(金)公開 

 

ジオストーム  2018年1月19日(金) 公開!

監督 :  ディーン・デブリン
出演 : ジェラルド・バトラー、ジム・スタージェス、アビー・コーニッシュ、エド・ハリス、アンディ・ガルシア 他
劇場 :T・ジョイ博多 他


シネマコラムニスト 山内亜紀子

1974年生まれ。長崎県壱岐市出身。ラジオ制作、フリーペーパーで広告・PR の仕事に関わると同時に、映画記事担当の編集として、映画紹介、単独インタビュー、コラム、舞台挨拶や囲み取材を担当。その後、ホテルの広報に転職。2015年よりフリーとなり外部委託の広報として各社の広報業務を担当。また、継続して映画ライターとして活動中。 

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