Plussterubiyousitsu × LIRY
teru & tee
#1. tee by P!NK
<プラステル美容室>と、 「Tシャツ」に描かれたグラフィック。
お題 tee
#1 P!NK <ピンク> Truth About Love TOUR 2013
アメリカ代表するR&Bシンガー 2013年に復帰したツアーTシャツ
ペンシルベニア州生まれのシンガーソングライター。本名アリーシア・ムーア。名前のピンクの由来は、髪の色をピンクに染めてたから。2000年にアルバム「キャント・テイク・ミー・ホーム」でデビューし、59週連続全米アルバムチャートイン。その他、20001年に映画ムーランルージュやチャーリーズ・エンジェルのテーマや主題歌も話題になり、グラミー賞、MTVビデオ・ミュージック・アワード等も受賞する。
強さは目元、あえてのウェット。
アイブロウとアイラインはしっかりと、アイホールはヘアと質感を合わせてウェットにすることで、クールでストロングな<P!NK>のニュアンスを凝縮した女性像を演出。
ー曲のニュアンスとモデルの際立ちのバランスを考えた作品。
ヘアメイク・島村香澄 <P!NK>は声がハスキーな感じ、ストレートな言い回しの歌詞だったから、その人の形をたどるより、雰囲気で<P!NK>のイメージを出した方が小意気にキマると思って、曲を聴いたニュアンスでイメージを作った。少しヤンキーみたいなイカツイ男性っぽい印象を、そのままヘアメイクに取り入れるのも違う気がした。ヘアーもウェーブじゃない、ストレートの方が良いかなとか。モデルもショートヘアーだったので、メイクも<P!NK>に寄せてしまうと、せっかくの本人のプリントのTシャツが際立たないと思い、メイクは寄せないように注意。眉、まぶたのバランスを考えて、透け感を出し、リップはハッキリとしたピンクで可愛いく<P!NK>のトーンをプラス。その部分でバランスを取った。それが、オリジナルの<P!NK>を生んだ。
スタイリスト・上野圭助 <P!NK>に対して知っている情報が多かった為、固定概念が強くなり、なるべくイメージを寄せていこうと考えていた。なので、モデルもショートヘアーのモデルを提案した。もし、知らない情報が多かったなら、曲の感じなどのニュアンスでイメージしていたと思う。
アグレッシブで弾けるようなピンクのリップ。
強さを感じる中にも、女性らしさが確実に入り交じってるという印象をうける<P!NK>を、リップのカラーリングに表現。
それぞれトーンの違うピンクで、アバンギャルドなイメージでスタイリング。 Tシャツ ¥4999 ベルト ¥1998 (ともにヴィンテージ|スピンズ) 他全てスタイリスト私物スピンズ ☎092-721-1311
ーインパクトが強いものが多い【音楽Tシャツ】は、文化背景などオリジナルに咀嚼し【自分なりに着こなすか】をテーマに着てみて欲しい。
スタイリスト・上野圭助 今回、裏テーマ的なものが自分の中にあって、それが映画の「ターミネーター2」。その中に出てくる、少年時代のエドワード・ファーロング扮するジョン・コナーのベタなアメカジ。当時、それが何故かカッコよく見えていた。それは単に、着ている俳優や役がカッコいいからで、そのまま真似しても、当然ジョン・コナーようにカッコよくは着れない。その教訓として、人のファッションを【自分なりにどう着こなすか】ということ。まんま着ても、憧れた気持ちは完全に消化出来ていない。だったら、自分なりに着てみて、取り入れる。少しコーディネートを変えるとか。その着方が、個性的でも均一的でも、その人の唯一無二の魅力になっていく。要は、怖がらず挑戦していくコトと、真似より、こういった文化背景などを、オリジナルに咀嚼して欲しい。ちなみに、「ターミネーター2」で、エドワード・ファーロングは、サラッと<パブリックエネミー>のバンドTシャツを着ている。その感じが、自然過ぎてたまらない。
WHAT’S P!NK !? Truth About Love TOUR 2013 TEE
音楽好きな父の影響で、幼い頃からボブ・ディランやジャニス・ジョプリン等の古いロックを好む。ハスキーな声に乗せて放送禁止用語や気持ちをストレートに本音をぶちまけ、男性的な力強さを感じる<P!NK>。自らアクションを起こして、人生を切り開いてきたからこそ楽曲に反映されたのだろう。そんな彼女も、今ではモトクロスレーサーのケアリー・ハートと復縁・再婚をし2児の母。今回のTシャツは、その産休から復帰したツアーTシャツ。産休前より、さらに力強さと勢いを感じさせたこのツアーは、バックプリントにも描かれているが、スペシャルゲストにスウェーデンのバンド<ザ・ハイヴス>の文字!!!ガレージロック・リバイバルの旗手として認知されたロックバンドとの共演で行われ、相変わらずの暴れっぷりを魅せたのである。一方では、動物愛護団体を支援し、毛皮の服で着飾る大物セレブに対して叩き、話題にもなったりと慈悲深く女性的な一面もあるコトも忘れないで欲しい。
HAIR & MAKE / KASUMI SHIMAMURA (Pluss teru biyousitsu)
PHOTO / DAISUKE SHODA (KRK)
STYLING / KEISUKE UENO (REFRAIN226)
MODEL / RISA SAKAMOTO (elegant promotion)
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プラステル美容室 ヘアメイク 島村香澄・Kasumi Shimamura 飯塚出身大村美容ファッション専門学校卒業後<プラス>に2012年入社。
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