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#2 tシャツ

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ーここ最近どうよ?

美咲 前号から始まった連載で、自分の好きなコト、やりたいコトを表現できたコトで周りからの見られ方が少し変わった気がします。
宇良 モデルとしてだけじゃない表現方法を手に入れた感じだね。
美咲 自分で作り、自分で着て撮影して貰って、作品として仕上げて頂ける。こんなチャンスって、有り難いって思っています。
宇良 そうだね。で、今回はどんな思いでこの企画に挑んだの?
美咲 私、着なくなった洋服を雑巾にしたり、アレンジして再利用する事が割と普通な環境で育ったんです。
宇良 リユースってやつね。
美咲 そうです!今回は<リメイクだ!>と思いました。何をしようかと色々と悩んでたら、上野さん*(本誌編集長兼スタイリスト)から「絵でも書いてみたら?」とアドバイス貰って、描くのは昔から好きだったので、割とスラスラとイメージができました。フロントいっぱいにドーンと顔を描いたら、着た時の動きでイラストの表情が変わったりして面白いかもって。
宇良 イメージするモノとかはあったの?
>美咲 そこも、上野さん*に<マドンナ>のTシャツを見せてもらって。

 

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サクラ マイネームホワイト 布用

 

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宇良 だから、私も全盛期のマドンナ*のように、カッコよくてセクシーな女性にチェンジできるようにビジュアル作りを意識したよ。
美咲 チークが普段されているところじゃなかったり、眉毛の書き方もとても新鮮でした。
宇良 そう。眉のゲジゲジな80年代っぽいデザインを取り入れたの。美咲ちゃん世代からすると新鮮かもね。特に、今回使用したブロンジングパウダーは、シェーディングなどに使用することが多いのね。肌になじむマットな質感が今回のチークにはぴったり。普段滅多に使わないけど、これがないと出来なかった代物。
美咲 メイク道具にも歴史あり♪

 

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ボビイ ブラウン●ブロンジング パウダー

宇良 で、今回の美咲ちゃんの<リメイク>は、沢山悩んだ中で、結果人からアドバイスを頂いて完成したけど、自分ではどうだった?
美咲 そうですね。もともと、「何事もまずは行動。難しくても、まずはやってみよう」という考えなので、とりあえずやってみたかったし、最初にイメージしたものは出来なかったけれど、アドバイスをもらって身近なアイテムを使うことで、リメイクの第一歩が踏み出せた気がします。一人で作っても、作品としては色んな人と作っていくって学べました。

 

 

 
★今回のお話相手

宇良あやの / ヘアメイク
初めて会った人でも「沖縄の方?」と言われるぐらいの南国フェイスのヘアメイクさん。一度見たら忘れない力強い印象の持ち主。ため、急にイジラれキャラになりがち。

DIRECTION / KEISUKE UENO (REFRAIN226)
PHOTO / BUN YOKOYAMA
HAIR & MAKE / AYANO URA (hairmakeFULL)


misaki_p-01 富松美咲・とみまつみさき

モデル。あんまり喋らないワケではないけど、無駄に喋る事が人より少ないだけで、無口な人と思われがち。