LIRY VOL.12 AFTER FIVE*
COVER STORY
午後5時以降の仕事や、やるべきコトを終えた後の時間。いわゆる個人的な時間。その昔、日本は5時に仕事が終わるという観念をもっていたコトから生まれたワード。あくまでもニュアンス用語であり、きっかり五時以降の時間帯を指すのではなく、いわば個人的な時間=プライベートタイムの使い方の意味合いが大きい。仕事を終えて、学校を終えて、一日のやるべきコトを終えて、何をしてますか?何をしますか?と言ったように聞こえる。しかし、こういった<アフターファイブ>のように、時間の使い方は、時代と共に変化しています。多勢で遊ぶ、少人数で遊ぶ、はたまた一人の時間に没頭する。何が正解ではなく、時代背景と共に存在している私達は、その時代ならではの時間の使い方、過ごし方をしています。昨今のデジタルイノベーション、経済の不安定、今まで毅然とあったモノが突如として姿形を変えたり、消えたりしていく社会の中で、私達は何を思いながら生きているのか?その中で、個人的な時間=アフターファイブをヒトはどう過ごしているのか?ファッションというヒドく曖昧なワードは、現在も日々曖昧になっていっています。ひとえに流行のスタイルというワードでは表現出来ない現代に、私たちはヒトが生きている“時間の過ごし方”が、今一番ファッションという曖昧さを回避出来ると思っています。それは、「生き方」というヒトそのものを表すワードが、ライフスタイル含めたファッションではないのでしょうか?スマートフォンなどで世界中の人々がメディア・コンテンツを手にしている時代に、表層的な見え方ではない、中身ある生き方こそファッションという意味に変わっていくのではないのでしょうか?あなたの<アフターファイブ>と、リリーが解明した<アフターファイブ>は、一体どういった差異を産んでるのでしょうか?
vol,12 #2 MODERN AFTER FIVE*
現代のプライベートタイム
<アフターファイブ>なんて言葉は、街中でそう耳にしない現代。SNSの存在により“プライベートタイム”が開示されてオンオフのつけ方が、うまくつけれなくなったワタシ達にとって、リラックスやご褒美とした、自分自身の時間の使い方が分からなくなっているヒトもいるみたい。だからこそ今“プライベートタイム”をもう一度考える。様々な午後5時以降のライフスタイルから見えるそのヒトのWhat’s KAWAII? なヴィジョンが見えてくるのかもしれない。
2.PAINTING <絵画>
☆リリー的解析☆
人は絵や音を“美しい”と感じたとき、脳の血流量が増加するらしい。日々の慌ただしい生活で、現実逃避でショッピングや、ちょっとした贅沢なディナー、旅行も良いけど、時間もお金も使って、少し大変。“美しい”という感覚を帰宅後アナタのプライベート空間で得れるのであれば、何も煩わしいことはない。これは 脳の活性化から出来る脳内エステ的な行為ではないのでしょうか?やはり、美しいや、カワイイは、いつだって人々の大切な感情なのでしょう。
information
ガウン 参考商品 壁に掛けられたオリジナルテキスタイルワーク ¥120000 (ともにアーティスト“WITNESS”の作品)
問い合わせ witness.office@gmail.com
胸元に付けたクチュールバッジ2つセット ¥3000 (ジュンヤ クママル|イコール) 他全てスタイリスト私物
PHOTO / CHIHIRO FUCHIGAMI
STYLYNG / KEISUKE UENO (REFRAIN226)
HAIR & MAKE / NATSUMI SATO (co5)
MODEL / RISA SAKAMOTO (elegant promotion)